クワガタムシの中で見つけにくい『ミヤマクワガタ』
どこに行けば捕まえることが出来るのでしょうか。
天然物のミヤマクワガタに出会うべく採集に挑戦!
ミヤマクワガタとは
大あごに冠状の突起があり、大きさによって突起の形状が異なります。
体全体に細かい毛が生えており、金褐色に見えるのが特徴です。
サイズ:オスは30~79mm、メスは25~48mm
主に成虫は6~9月に地上に出て、活動しています。
生息地域を知る
北海道から九州まで日本全国に生息します。
南西諸島にしか生息しない品種もおり、奄美大島には「アマミミヤマクワガタ」、
伊豆諸島(神津島・御蔵島)には「ミクラミヤマクワガタ」がいます。
図鑑でしか見たことはないですが…
ミヤマクワガタは標高300~500メートルの山地や広葉樹・ブナなどの雑木林に
生息し、涼しいとことを探し出しているようです。
採集ポイントの絞り込み
コナラやクヌギなどのどんぐりのなる木が好きですので、
ブナ科の広葉樹の雑木林を探しましょう!
森林公園や小高い山の雑木林では、比較的見つかりやすいです。
どこにあるか見当がつかない場合は、国土地理院のデータを参考に探してみましょう!
準備するもの
両手が自由になり、見ている方向を照らせるので昆虫採集に最適!
手に持つタイプから替えたら、かなり快適です。
ただし、光に虫が集まってくるので顔回りに虫が飛んできます…。
出来るだけ虫を避けたい時には、ハンドライトがベスト!
明るく、照射距離が長いと木の上にいるカブトムシも探しやすいです。
特にクワガタは、木や壁の上の方にくっついていることが多い気がします。
■虫捕り網
木の高いところにくっついていることがあるので、伸縮する虫捕り網が
あると便利です。
クワガタは衝撃を与えると落ちてくるので、網をクワガタの下に設置する
ことで、逃がさずに捕まえることが出来ます!
・長袖長ズボン
・虫よけスプレー
・長靴
いざ、採集に出発!
ポイントを絞り込んでおいたら、雑木林に向けて出発です!
このような雑木林があると、探しやすいです。
雑木林に入ったら、「樹液」が出ている木を探します。
樹液は、「甘酸っぱい独特の香り」がしますので、近くにあるとすぐに分かります。
虫になった気分で、探してみましょう!
・雑木林
・樹液の出ているブナ科のコナラなどの木がある
・平地よりも小高い場所
まとめ
6月下旬から採集を始めましたが、7月中旬でもミヤマクワガタを
見つけられることが多いです。
一度ミヤマクワガタを発見すると、翌年以降も生息している可能性が
高いので、ポイントを発見したら継続して探してみましょう!
他に採集している方がいると情報交換が出来ますので、
積極的にお声がけしてみましょう。
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