昆虫の王様『カブトムシ』と永遠のライバル『クワガタムシ』
子供の憧れであり、ついつい大人も童心に戻るのでは?
いつどこに採集に行けばよいのでしょうか。
いつ頃から採集できるのか
これまでの経験から気温の目安は『最高気温25℃』
ただし、最低気温が『15℃』を下回る場合は採集しにくい時が多いです。
日中はうだるような暑さで、夕方になっても涼しくなりにくい日が続いてくると、
そろそろカブトムシやクワガタムシの時期だな~と感じます。
コクワガタから始まり、ほかの品種のクワガタムシ、半月~1カ月遅れで、
カブトムシと少しずつずれて現れはじめます。

SNS(特にツイッター)で『クワガタ』と検索すると、目撃ツイートが
多く出てきますので、目安に出来ます!
採集方法
灯火採集
カブトムシやクワガタムシは明るいところに向かって飛ぶ傾向がありますので、
満月の時は明かりが分散し、採取しにくいと言われています。
一方で、新月の時は明るいところが少ないので、街灯などの明かりに集まりやすく
狙うところを選びやすいです。
発電機などで強制的に明るいスポットを作りだし、多くの虫を一度に
集める手段も有効です。
ただし、多くの山は私有地ですので、ポイント選びは慎重に行いましょう。
樹液採集
コナラやクヌギなどドングリのなる木の樹液に集まることが多いカブクワ。
木に傷がついて、直そうと染み出してくるのが樹液です。
独特の香りがしますので、慣れてくると匂いで探しすことも出来ます。

もはや樹液の匂いは、カブトムシやクワガタムシの匂いに思えてしまいます…。
樹液が出ているスポットを明るいうちに確認しておいて、
日没以降~日の出すぐくらいに行ってみると見つけることが出来ます。
ただし、樹液にはカブクワ以外にもカナブンや蛾、そしてスズメバチも
寄ってきますので、注意が必要です。
スズメバチは、比較的明るいうちに活動し、夜はいなくなります。
また、樹液採取では満月や新月などにあまり関係なく、探すことが可能です。
どこに行けばいいのか
それは、どんぐりのなる雑木林
(どんぐりのなる木を説明されているサイトがあります)
近くにどんぐりのなる木があるか分からない場合は、
国土地理院の地図で針葉樹のマークを参考に探すことが出来ます!
山の中だけではなく、意外に街中の公園にいることもあります。
ただし、クワガタムシの場合、品種によって好みの場所があるようです。
・コクワガタ
比較的どこにでもいます。
1時間で20匹近く採集することも可能です!


・ノコギリクワガタ
川などの水辺のヤナギの木にいることがあります。
まれに洗濯物についていることも…!?
・ミヤマクワガタ
平地よりも標高が少し高い場所を好むようです。
体の毛が黄色っぽいのが特徴で、レア感があります!


服装と準備物
服装
雑木林に入ることを考えれば、長袖長ズボンに帽子を身に付けましょう!
蚊や色々な虫がいますので、刺されたり爛れたりしないように少しでも
露出しない方が良いです。
また、長靴があると下からの侵入も防ぎやすく、更に安心です!
準備物
・虫捕りカゴ
結論
結局はいつ行けばいいのでしょうか。
『前日に雨が降り、気温が高く、満月ではない日』
この要件を満たす際は、かなりの確率で樹液に集まっています。
虫の気分なので、絶対ではないですが夏の思い出に子供と
昆虫採集に行ってみてはいかがでしょうか。
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